生活再建支援相談

相談事例「生活再建支援相談窓口あれこれ」

北大阪地域労福協     2.生活再建支援相談窓口あれこれ[No.1] (04.06.08)


 北大阪地域労働者福祉協議会( 北大阪労福協 )は豊中市岡町に事務所があります。現在、高槻市・茨木市・豊中市と、各市の委託を受けて「失業者勤労者生活再建支援 相談」の窓口を開設しています。 高槻市・茨木市は市役所内の相談室にて、豊中市は北大阪労福協の事務所でそれぞれ相談を受けています。但し 開設日、時間等は、 それぞれ異なります。
( 開設日、時間等については北大阪労福協のホームページをご覧下さい )

 豊中市( 北大阪労福協 )での 『 生活再建支援相談 』 の状況(2003年度)は債務整理(サラ金・ヤミ金・クレジットカード・ほか)に関連する相談が全体の85%を占めています。( 多重債務相談での救済方法は、自己破産・任意整理 等いくつかの解決への選択肢がある、具体的には書籍、又 インターネットでも知ることが出来ますので ここでは述べませんが、最近 近畿労働金庫より配布された冊子 「 多重債務相談マニュアル 」 が大変参考になります )

★この多重債務の救済方法で2003年度の自己破産件数は242,377件 ( 2002年より27,000件以上増 )になっています。日本の人口割合から見ると実に450人に 1人が自己破産している事になる。
★このような実態が今後も続いて行くのだろうか。

★相談者が多重債務で困り相談をしたい、その先は何処に行くのか、
豊中市( 北大阪労福協 )のデータでは、一番多いのは市役所の広報を見て市民相談に電話 及び 窓口よりの紹介です、この事は、困った時の相談は役所に聞いてみよう。 ( 市役所には、弁護士による市民相談窓口があるが予約制で、日程が取れない場合がある )そんな時は、北大阪労福協のチラシと一緒に相談窓口を紹介されているようです。

 その後、相談者当人より電話が入る「 今からすぐ行きたい 」との電話、一呼吸置いて相談者に伝える 「 相談についてお聞きしたいが、今週は相談予約が入っており、 ○日の○時よりでしたらお受け出来ますが 」 と、回答 「 すぐ相談したのや今日あかんけ 」 「 ○○社よりの支払いが明日やねん 」 「 金ないし催促うるさいし 」 と人それぞれ自分勝手な事をおっしゃいます。
 しかし当相談窓口としても相談者の重複は避け、プライバシーを守る為に又、お互いの債務相談を他人には聞かれたくはないだろう。 そんな配慮で予約制を取っています  相談者の方には主旨を理解いただき、予約を入れていただいています。
 この様に電話での場合は未だ良いが、 「 役所で聞いて来たちょっと急いでるねん 」と突然事務所に来られる方もあります、先約が無ければ相談を受けますが、そうでなければ前述のように予約をしていただく事に成ります。電話にしても、突然来られた方にしても、対応を少し間違えば市役所へ、クレームが入る 「 すぐ受けてもらえると聞いたのに一週間後しかダメだった、なんでや 」 ちょうどその期間に相談者が多くあり日程調整に苦慮していた時でした市役所には状況を報告し理解を得ましたが、相談者は市の委託を受けて行っている窓口だからすぐに受けて貰えると一方的に想い込んでいる その様な相談を受ける、第一歩で日程予約をするだけでも、この様にあれこれといろいろな事があります。
  
 相談者の方と相談員さんの話の内容を聞く中で、笑いあり、怒りあり、感傷ありと、様々な人間模様があります。    
この後の相談風景あれこれは、次回に書きたいと思っています。
 
 最後に相談窓口を運営している者として、心和む時は、相談時は暗く、陰気だった人が 電話なり、事務所に見えられ 明るく、弾んだ声で 『 全部終わりました。 いろいろお世話に成り、本当にありがとうございました 』 と お礼をいただいた時です。