生活再建支援相談

相談事例「生活再建支援相談窓口あれこれ」

北大阪地域労福協     32.生活再建支援相談窓口あれこれ[No.3] (05.01.11)


文字どおり頭を丸めて、奥さんを連れて相談に来られる。日々お題目をあげ、
禁煙・禁ギャンブルを約束して、再生を誓う、55歳の男性の相談

長引く不況の影響をまともに受け、長年勤めていた大手タクシー会社での水揚げが半減し、その分サラ金に頼ってしまった。 3件目のサラ金の借入れ以降は、早くも自転車操業に陥り、利息のみを入金する状態となった。借金のきっかけが遊興費(パチンコなど)であるため、妻
や子供たちに打ち明けることができず、思い悩む日々が続いた。
 
 C社から「 自宅を担保に不動産担保ローンでまとめ上げては 」との提案もあったが、21%
と高利であったこともあり、かろうじて思いとどまり、市役所の法律相談に申し出たところ、        
北大阪地域労福協を紹介されたとの事。
 
パチンコがらみのため家族の協力なしには更生不可能と判断し、妻や子供(大学生と社会人)に全てを打ち明けると共に、次回は夫婦一緒での来訪を促したところ、文字どおり頭を丸めて、奥さんを連れて相談に来られた。自分自身の ①禁煙 ②禁ギャンブル ③再び家族には迷惑を
かけないとの3つの誓いをたて、日々ご本尊にお題目をあげているとの事であった。

 整理方法としてはご夫婦の話し合いで、毎月の給与収入があり、サラ金利用期間が3年前後
と比較的短いが、このような場合でもかなり大幅な債務が可能な民事再生法の活用をすること
になった。
 
弁護士を通じ相談その結果、100万円を3年で返済すれば良いことになった。ギャンブル   関係の多重債務は更生が困難であると良く言われるが、本人の不退転の決意と家族の助力、そして家族愛があれば、必ずしも不可能とは言い切れないことを願ってやまない。
 但し、弁護士費用は36万円 必要です。

借 入 先 借 入 残 高 月 返 済 額
A 社 100万円 40,000
B 社 50万円 21,000
C 社 45万円 14,000
D 社 40万円 20,000
E 社 35万円 20,000
合   計 270万円 115,000