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2018年2月13日更新

時局講演会
「今年の政治はどうなる」与良正男氏(毎日新聞社専門編集委員)

時局講演会「今年の政治はどうなる」

 この冬一番の冷え込みが続く気候の中、参加者の出足が気になりましたが、会場には119名の来場があり、講演会は予定どおり開演することが出来ました。

 お話は2月9日から開幕する平昌冬季五輪から始まり、北朝鮮では8日に人民軍創設70年に合わせた軍事パレードが強行されるという状況のもと、安倍首相の訪韓をめぐる政府与党内の議論や五輪終了後の動向が注目されることなど、連日のニュースで報道されている話題から始まりました。

 対北朝鮮に対する外務省の姿勢や米国トランプ大統領の対応などを交えながら、北朝鮮の方針を曲げない頑固な外交姿勢に、結果として屈してきた外交経過なども明らかにされました。

 日本の政治状況に関しては、2006年の第1次安倍政権の誕生以降、復活を遂げた2012年の第2次安倍政権から昨年秋の総選挙の話まで、その時々の取材を通じたエピソードも交えながら、安倍晋三氏の政治に対する鋭い感性などが紹介されました。特に、小池都知事が代表を務めた希望の党に関しては、小池氏の狙いは「次の次」と暴露してしまった側近の発言に対し、「国会の回転ずしに二回目はない」と指摘した某コメンテーターの発言紹介には、会場からも苦笑が漏れていました。

 また、安倍長期政権が続く中、昨年来の国会審議に大きく影響を及ぼしている森友・加計問題に関連して、昨年秋の突然の解散は、安倍政権として一旦国会をリセットしたかったのではないかとの見方も明らかにされました。

 今年の政治はどうなるか、野党再編では心躍るものはないが、自民を含めた政界再編となると別である。しかしながら、選挙が近づかないと議員の皆さんが動かないのも事実で、来年夏の参議院選挙に向けて、どういう動きになるのかが注目されることなどが述べられ、講演は終了しました。
次回の時局講演会は、夏頃に開催する予定です。お楽しみに!

時局講演会「今年の政治はどうなる」