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2016年3月9日更新

第13回なにわ美術展を開催しました!

 

 2016年2月26日~3月2日を会期とする第13回なにわ美術展は、出展数208点、観覧者1,068名、4年連続200点を超える出展があり、成功裏に終えることができました。皆様方のご協力に、心より、お礼申し上げます。

(次回、第14回なにわ美術展は、会期:2017年3月3日(金)~3月8日(水)です。 詳細は追って発表致します。)

  栄えある優秀賞に輝いた作品は、次のとおりです。

なにわ美術展賞

大阪府知事賞

馬場 幸邦さん

大阪市長賞

大阪市長賞

壷井 克子さん

堺市長賞

堺市長賞

大谷 繁信さん

大阪労福協会長賞

大阪労福協会長賞

南部 信隆さん

大阪労働協会理事長賞

大阪労働協会理事長賞

森田 俊夫さん

なにわ美術展賞

なにわ美術展賞

上平 祥さん

第十三回なにわ美術展 概評

自由美術協会会員 吉見敏治

 第十三回展の出品は208名と例年並みだが、今回より応募作品の大きさ上限を40号とした事によって、すぐれた描き手の間で戸惑いが生じ、出品を見送った人も出たようだが会場のスペースが変わっていないのに出品者が増加し、苦慮の末の結論で、ご容赦のほどを。

 それでも本展は、なにわ美術展とその前身である全大阪働く者の美術展を通算し36年目にあたるが、全体の水準は相当上ってきており、描くことの歓びやおもしろさがひしと伝わってくる。とくに女性のみなさんの(受賞者26名中12名)底力に敬意を表する次第。

 また、展示前に刷りあがった目録の題名群をみながら、その思い入れの幅広さに云いようのない深い味わいを覚えた。作品全般を見渡すと、傾向は多彩で水辺に関わるもの(漁港、渓谷、河、橋等)をモチーフとした秀作が揃った。

 南部信隆、坂井田英子、岡緑郎、友田賢、加藤義洋、とくに森田俊夫の筆致はリズミカルで快い。今井明子、桝君子、上田繁、原昭弘らは郷愁を誘う抒情。

 伊藤静代、清水貴美代、西尾真知江、夛田慶子、神近孝浩らは得意な手法で去り気ない日常を拾いあげる。

 群像では出色作が眼を引いた馬場幸邦、黒部正也のアジアの人たちをモデルにした親密感溢れる二作である。

 遂に独自の作風を獲得した壷井克子の新作にも注目。末信楯次、小林啓子のおおらかな絵心。大谷繁信は楽器を組合わせながら独自のファンタジーを奏なで、小品ながら上田和子の鉄橋も鋭い。上平祥は野性的なタッチで存在感を示す。

 沖田明彦のユニークな構築性、それに森博子、東谷明子ら。唯一、抽象系ではブルーとイエローを組合わせた窓のイメージの青山幸生が美しい。他にも目立った作品に劣らぬ力作がいくつか見られたが省略。

 出品者みなさん方の絵に向かう真摯な姿勢に感動、見飽きしない。これからも方向を変えることなくがんばっていただきたい。

 最後に額縁の厚さの制約についてですが、本展では中身である絵を見せることを優先的に考えておりますので、面倒でも出品規定に則って出品下さることをのぞみます。

(敬称略)
以上

平成二十八年二月二十六日

入賞者一覧は下記の通りです

第13回なにわ美術展 入賞者一覧
優秀賞 大阪府知事賞 馬場 幸邦 途上国の子供達と
大阪市長賞 壷井 克子 誕生の扉
堺市長賞 大谷 繁信 オーケストラ
大阪労福協会長賞 南部 信隆 第2次世界大戦前の土佐堀川
大阪労働協会理事長賞 森田 俊夫 漁港 - Ⅲ
なにわ美術展賞 上平 祥 時代の片隅
奨励賞 神近 孝浩 町工場
沖田 明彦 PLANT
西尾 真知江 鶴見緑地
清水 貴美代 働らく歓び
伊藤 静代 懐かしい街並
末信 楯次 ビューティフル・サンデー
黒部 正也 きずな
岡 緑郎 木津川、ハルカス遠望
青山 幸生
夛田 慶子 古墳のある高井田公園
上田 繁 郷愁の秋
友田 賢 昼下りの漁港
森 博子
いきるものたち(刻)
今井 明子 鞍馬川のほとりにて
坂井田 英子 漁港
佳 作 小林 啓子 青い町 ポルトガル
東谷 明子 准胝観音
桝 君子 追憶
原 昭弘 昭和の忘れもの
上田 和子 鉄橋

大阪労働者福祉協議会 第13回なにわ美術展事務局
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