美術展トップページ > 文化活動 > 美術展第18回なにわ美術展(2021年) 一覧へ戻る第18回なにわ美術展優秀賞受賞作品2022-01-13 第18回なにわ美術展は盛況のうちに終了しました。 本美術展で優秀賞を受賞された方の作品、及び“喜びの声”をアップさせていただきます。厚生労働大臣賞 吉村清一さん 「追 憶」 この度はコロナ禍でしたが開催していただき、誠にありがとうございました。厚生労働大臣賞を受賞し、とても嬉しく光栄に思っています。みなさんとても立派な素晴らしい作品ばかりで驚いています。 私の絵は細密鉛筆画の技法に、40年前に美術学校で習ったアクリル画と油絵の技法を取り入れ、独自の写実鉛筆画を描きました。 これからも精進してまいります。なにわ美術展賞 小林隆さん「潮騒の譜」 この度は素晴らしい賞をいただき、うれしくこれからの創作活動に一段と励みになります。 港の桟橋をモチーフにした絵は、絵画展でよく見かけます。私も一度描きたいと思い、教室の仲間と大阪港へスケッチに…、五月晴れの穏やかで絶好のスケッチ日和でした。心地よい陽射しとさわやかな風が運んでくる潮の香、桟橋の橋脚に打ち寄せる波は譜面のようで、春の喜びを奏でてます。その情景を何度も手直ししながら描きました。大阪府知事賞 壷井克子さん「平和な楽園」 今回このような優秀賞(大阪府知事賞)をいただき、大変ありがとうございました。 継続は力なりと申しますように、私も何もわからないところから27年頑張ってきて本当に良かったと思いました。それでもつらい時、坐っていられないぐらい時、それを乗り越えてきたお陰だと感謝しています。 時々くじけそうになった時、今年は出展するのをやめようかと思い息子に言うと、「今まで頑張って続けてきたのに惜しいなあ」と言い、私を励ましてくれました。そのお陰で今まで続けてこれました。 これからも命のある限り続けていきたいと思います。 本当にありがとうございました。大阪市長賞 中村公子さん「ある日」 ある日、私市植物園に写生。ポカポカと暖かい日、池にゆらゆらと写された景色、感動!! 一気に描き上げました。堺市長賞 狩山博臣さん「黄昏のクレインたち」 この度は過分な賞をいただき、誠にありがとうございます。 コロナ禍での開催は関係者皆様のご努力と熱意の賜物と大変感謝しております。これからも素晴らしい美術展として成長されますことをお祈り申し上げます。大阪労福協会長賞 石川二三子さん「命かがやく」 今から数十年前、一人息子を紅顔の18歳のまま失ってしまいました。それから何年かはもんもんと苦しい日を送ってまいりましたが、絵を習い始めてから自分の心の内を表現する、たとえひと時でも夢中になるものを見つけ、苦しみから少しずつ抜け出して今に至っています。 賞を受ける、なんと心の励みになることでしょう。 本当に感謝いたします。ありがとうございました。大阪労働協会理事長賞 阿竹圭子さん「きらめき」 コロナの恐怖に追われ、毎日を過ごしている中、うれしい知らせにパッと晴れ渡る思いです。 私のただ1つの楽しみ事、コツコツと描いた作品を評価いただき、ありがとうございます。 毎晩ベランダから望む生駒山裾野から頂上へきらめく様を描いてみました。これからも心にひらめいた作品を描いていこうと思います。 身にあまる賞をいただき、これからの励みになります。ありがとうございました。近畿労働金庫大阪地区本部長賞 野間房枝さん「さあ、行こう!」この度は大きな賞をいただき感謝申し上げます。 コロナ禍前の正月に久々に集まった孫たちが、近くの公園に連れ立っていく姿です。3歳違いの従兄弟どうし、はずむ歩幅の違い、はしゃぐ後ろ姿に思わず絵心が揺さぶられました。 その一瞬の“ばあばの幸せ”を持続して、とにかく40号を完成できたことに安堵しました。 このような展覧会は日々の目標として大きな励みになり、本当に感謝しております。こくみん共済coop大阪推進本部長賞 武田敬信さん「となみ夢の平 夕景」 3回目の出品で優秀賞をいただき、ありがとうございました。 今回の作品は日本の原風景、となみ平野(散居村)を墨と顔彩で!田んぼに水が張られ、夕日に照らされた夕景が美しく、心に残っております。 私なりに水墨画で表現してみました。