大阪労福協とは
運動の基本と労福協の使命
大阪労福協の活動の基本理念は、「働く人々とその家族の生活向上と安定をはかり、平和で豊かな暮らしを保障する社会の実現をめざすこと」にあります。
労福協は、この理念の実現に欠かせない福祉の問題を指摘し、常に働く者の立場に立って社会に働きかけています。そのため、労働団体、および近畿労働金庫、こくみん共済coop(全労済)などの福祉事業団体と協力し、大阪府をはじめとした自治体行政に対する政策・制度要請の取り組みを通じて、公的福祉の充実・拡大にむけた活動に取り組むとともに、福祉と環境にやさしい地域社会の実現をめざして総合的な運動を展開しています。
また、近畿労働金庫やこくみん共済coop(全労済)などの福祉事業団は、組合員の方だけでなく、組合のない職場で働く人々も含めた、すべての勤労者とその家族の生活設計を支援する福祉活動を地域に根ざして展開しています。
地域の勤労者の「拠り所」に
大阪労福協は、高齢社会が進行する中、それに相応しいライフスタイルや生きがいをテーマに、或いは政治や社会情勢を踏まえたテーマによる講演会の実施、定年等退職に向けた準備セミナー、幅広い世代向けの生活応援セミナー、なにわ美術展、など、事業団体や地域と一体となった文化事業の開催に力を注いでいます。
また、社会情勢の変化に対応するため、府民の日常生活から生起する諸課題に関する暮しの相談窓口として、「ライフサポートセンターおおさか」を開設し、無料の相談事業を実施しています。相談内容は、「働くことに関する労働問題、年金・社会保険相談、税金・確定申告相談、奨学金返済やカードローン等の生活再建相談」など幅広い相談に対応しており、相談者をたらい回しにしないよう、ワンストップサービスによる問題解決を目指しています。